【定例会開催のご報告】第3回定例会『私たちは「いじめ」にどう向き合うか~いじめ問題を構造的に考える』を開催しました

「いじめの構造」を多様な視点から対話し、明らかにしていく取り組み『PIT定例会』の第3回、6月3日、20時~よりオンラインで開催しました。

第3回は『社会課題を構造化するメディア』リディラバジャーナルを展開する、株式会社Ridilover様のオンラインサロン『リディ部』勉強会との共同開催の形式で実施致しました。

ゲストとして、新宿区教育委員会教育指導課長としていじめ問題に関わり、前任の千代田区立麹町中学校では校長として、教員はもちろん保護者・生徒を巻き込んだ学校運営・変革を実践されてきた工藤勇一様、弁護士として全国の学校でオリジナルのいじめ予防授業や教職員研修の講師を務める真下麻里子様にお越しいただき、それぞれの視点からの「いじめ問題」問題を語っていただきました。

工藤様からは、『いじめの定義』の変遷とそこから生まれてきた認識ギャップ・ダブルスタンダードについて問いかけを頂き、「そもそもの教育の目的」やその中の大人の役割について、改めて考える機会を頂きました。

真下様からは、現在PITでも実施をしている『いじめ模擬調停』での事例などを交えながら、いじめ問題や学校の中での『法』の役割、学校という学びの場の役割について問いかけを頂きました。

後半ではお二人から、集まった参加者へのメッセージを頂きました。

会には400人を超える申し込みを頂き、300人以上の皆様にご参加を頂きました。
ご参加いただき、ありがとうございました。